教育学部

別府ゼミナールで障害当事者の方との研究交流を行いました

2020.10.22

別府ゼミナールは、過去、幼児教育学科、子ども福祉学科、子ども学部、そして現在、教育学部において20年間、障害や発達障害、児童福祉に強い専門職を社会に送り出すことを願って研究指導を行ってきました。

今年も「障害児者問題や子ども福祉のことを勉強したい」と熱い思いをもつ9名の3年生が集まりました。しかし、コロナ禍の影響で、十分な学習環境が整わないため、前期は障害当事者である小森淳子さんの著書「CP(脳性麻痺のこと:註)おばさんのわるあが記」(群青社)をテキストに遠隔講義で学習してきました。

小森さんは、各務原市に長らく在住し、現在関市にお住まいですが、若い頃より、脳性麻痺の障害当事者として、結婚や子育ての経験をもとに、講演や著作などで全国的に活躍されており、現在は岐阜協立大学で教鞭をとられています。

そうした活動や思いをまとめた著書をゼミ生が前期間学び、このたびレポート集としてまとめましたので、10月22日に著者の小森さんに来ていただき講評と助言をしていただきました。お話の中では、小森さんがさまざまな逆境もありながらもたくましく生き抜いてこられた背景に、物事への好奇心とポジティヴにとらえることが重要であったとの示唆を受けました。

「実際の著者の話を聞いて学びが深まった」「今後の保育者としての進路に生かせる交流だった」「旧優生保護法の問題や障害者の性の話は参考になった」との感想がゼミ生から聞かれました。今後はこの学習をもとに、卒業研究を通して専門的な研究活動に取り組んでいきます。

話をする小森淳子さん

小森淳子さんの話を聞く学生

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