ネットワーク大学「学生による地域課題解決提案事業」成果報告会が開催されました

 岐阜県内の大学、短大、専修学校等25校と岐阜県で構成するネットワーク大学コンソーシアム岐阜は、地域における知的活動の中心拠点として高等教育に対する多様なニーズに対応し、地域社会の発展に寄与することを目的に様々な事業を行っています。その事業の一つとして、地域が抱える少子高齢化、環境保護など様々な課題に取り組む学生に対し、「学生による地域課題解決提案事業」として活動を助成しています。
 その活動の成果報告会が2023年12月16日(土)、岐阜聖徳学園大学岐阜キャンパスで開催されました。成果報告会では各校から申請された企画のうち、採択された20の団体が地域の様々な課題に対する取組と成果について発表しました。本学からは、看護リハビリテーション学部理学療法学科の学生が「みんなで楽しく健康づくり ~フレイル予防のための運動指導~」(担当教員:菅沼惇一講師)について発表しました。
 「フレイル」は加齢とともに心身の活力が低下し、生活機能が障害され心身の脆弱性が出現するものですが、適切な時期から適切な介入・支援をすることで、生活機能の維持向上が可能と言われています。そのため、小児から高齢者まで幅広い市民を対象に健康増進を図る運動指導を実施し、健康に対する意識の向上を目指し、関市内の大型商業施設、老人介護施設、本学大学祭等で活動を行いました。
発表の様子

他の大学等の学生・教員が熱心に聞く中、活動の様子や苦労したこと、成果について発表する理学療法学科の学生

表彰の様子

第2会場の第3位(審査員特別賞)を受賞しました。審査員からは「非常に意義のある活動であるので、これからも続けてほしい」という講評をいただきました。

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