リノベーション古民家で授業(人間福祉学科:精神コース)

普段とは違った環境で学ぶ

202217日(金)、精神保健福祉コースに所属している2年生科目の「精神保健福祉論C」の授業を、関市本町通りにある「関市古民家にぎわい施設」で行いました。

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7日の授業テーマは「クラブハウスモデルを学ぼう」ということで、各務原市でクラブハウスモデルを実践している「クラブハウスゆうせん」のメンバーとスタッフにもご協力いただきました。

クラブハウスモデルとは、精神障がい者リハビリテーションモデルの1つで、世界30ヶ国で展開されています。クラブハウスは、メンバー(利用者)とスタッフによる参加者と協働のコミュニティで、相互支援(パートナーシップ)を実現するための場でもあります。また、クラブハウスの中では人間関係を大切にしており、お互いに協力しながら活動をしています。そのため、クラブハウスはいつでも来られる場所であり、暖かく迎えられる場所であり、いつでも帰って来られる場所を大切にしています。

クラブハウスモデルが大切にしている理念は、古民家にぎわい施設が目指そうとしているものとリンクしていると思いました。

【クラブハウスモデルに興味がある方は下記のサイトにアクセスしてください】
 ◎日本クラブハウス連合:https://clubhouse-japan.org/
 ◎クラブハウスゆうせん:http://shinsenkai.net/index.html

日常とは異なる時間が味わえる空間

まったりしたひと時

授業の前に学生たちは施設内を思い思いに見学し、“新旧入り混じった空間”を体感しました。

過去と現在が融合する空間

真剣に話しを聞く学生たち

クラブハウスモデルの説明を教員から受けた後、「クラブハウスゆうせん」のメンバーとスタッフから、クラブハウスでの日々の活動内容やメンバーとスタッフの関係性等について笑いを交えて丁寧に教えていただきました。

可能性を秘めた空間・環境

大学を離れての授業は、学生も教員も新鮮な気持ちになることを実感しました。
コロナ禍ということで様々な制限はありますが、これからも「古民家にぎわい施設」を上手に活用させていただきながら、”面白い取り組み” ”楽しい活動” ”魅力的な授業”を考えていきたいです。

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