キャンパスで国際交流in関キャンパス 第1回

2021年6月9日(水)の昼休みを使った国際交流会「橋本裕子先生とアラブの世界に触れてみよう!」を関キャンパスL.E.A.P Plazaで行いました。
現在、9カ国100名の留学生が学んでいますが、同じキャンパスにいても普段あまり関わることのない日本人の学生と、異文化交流を促進することを目的として行いました。
今回は、本学非常勤講師の橋本裕子先生に「アラブの世界に触れてみよう!」というテーマでお話をしていただきました。
 アラブの印象というと、ディズニー映画アラジンのような世界を思い浮かべます。しかし、先生によれば、考古学遺跡の調査で訪れるヨルダンやシリアの砂漠では、フリント砂漠という石がゴロゴロした砂漠で、町から離れたこの砂漠にディズニーの世界は微塵も存在せず、出会うのは猛毒を持つサソリやヘビなのだそうです。それでも、ここには最古の栽培や遊牧の生活が生まれた遺跡があり、その歴史を知るための調査は続いているそうです。
先生が調査に赴いたときに見聞きしたものの中から、食べ物や生活習慣を中心に紹介していただきました。ピスタチオはローストされているものが当たり前ですが、採れたてのフレッシュな生ピスタチオ(何倍も美味しい!)は賞味期限が2日程度で現地でしか楽しめないそうです。また、ヨルダンでは、品種改良される前の原種に近いピスタチオの木を見ることができるそうです。発掘調査終盤で食べることが多いパーティー料理のマンディは、皆が円になって大皿から直接手で食べるそうです。手で食べなれない日本人はボロボロとこぼしてしまいますが、アラブの人たちは一粒の米もこぼさず食べるそうです。
異文化に直接に触れることで日ごろの便利さや不便さを再認識し、自国の文化を大事にしてほしいと思います。
次回は、7月7日(水)の昼休みに行います。

講師:橋本裕子先生

アラブの気分に浸って聴講

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