中部学院大学SDGs宣言プレイベント

教職合同スタッフディベロップメント研修で「SDGsシンポジウム」を開催

持続可能な開発目標について理解を深める

今秋に中部学院大学・中部学院大学短期大学部としてSDGs宣言を行うのにあたり、全教職員にSDGsを理解する契機にしようと、例年行っている教職員向けの研修会の中で、SDGsシンポジウムを開催しました。
 本学ではこれまで、それぞれの教授陣を中心に、国連が定めた国際社会共通の目標である持続可能な開発目標(SDGs)に関連する取り組みや研究などを行ってきました。また、2030年までの行動指針となる2030Vision策定の準備を進めてきました。今回の宣言では、大学全体としてSDGsの目標を掲げ、取り組んでいきます。
 宣言のプレイベントとして行ったシンポジウムでは、江馬諭副学長が「持続可能な大学運営を考える-SDGsを切り口に-」と題して、基調講演を行いました。引き続いて開催したパネルディスカッションでは、これまで実践してきた教職員がパネリストとして登壇し、それぞれの事例を紹介しました。JAめぐみのと共同研究している「あしゆび体操タオル」の開発をはじめ、美濃加茂市と4年にわたり継続して学生がまちづくりに参画してきた取り組みや、関高校と連携してきたダイバーシティin関の報告、JICA草の根交流におけるベトナムでの高齢者ケアの人材育成事業、本学の事務レベルでの環境に対する取り組みなどが発表され、情報を共有しました。
 大学の古田善伯学長は「これまでもSDGsの取り組みが行われてきた。それらの取り組みを整理しながら、行動指針に取り入れていきたい」、短期大学部の片桐多恵子学長は「一人一人の教職員がそれぞれの立場からSDGsに取り組み、大学全体として取り組んでいきたい」と抱負を語りました。
今後、さらにSDGsへの理解を深めながら、宣言に向けて機運を高めていきます。

これまで本学が行ってきたSDGsへの取り組みを発表するパネリストの教授ら=関キャンパス これまで本学が行ってきたSDGsへの取り組みを発表するパネリストの教授ら=関キャンパス

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