短大講師
短大講師

短大講師

松山 純子 MATSUYAMA Junko

短期大学部社会福祉学科卒業 人間福祉学部人間福祉学科卒業

就職先:中部学院大学短期大学部

介護の仕事に就きたい後輩を支えたい
知への探求を楽しんでほしい

 大学の恩師の先生方に支えられて、今の私があると思っています。今度は、私が介護の仕事に就きたい後輩を支える番だと思い、現在は講師として養成に携わっています。

高校時代 STORY_01

大学入学前に考えていたことは

父親はレコード集めが趣味だったため、幼少期はクラシック、ロック、ジャズなどを聴いて育ちました。ビートルズと松田聖子の曲はだいたい知っています。中学校に入り、トランペットの華やかな音色に魅了されてからは、部活漬けの日々でした。高校では、マーチング全国大会に出場しました。当初は、音楽大学へ行く仲間も多い中、この先の人生のためにも「新しいことをしてみたい」と思い、音楽特別入試を経て中部学院短期大学部社会福祉学科に入学しました。管楽器で入学できるのは社会福祉学科のみでした。そんな縁で、福祉の道を歩み始めました。

大学時代 STORY_02

いまの仕事を目指そうと思ったきっかけは

短大で生まれた疑問を解決するため、大学の人間福祉学部の3年次に編入しました。社会福祉士を習得した後、ユニット型の特別養護老人ホームへ就職。生活支援員として従事しました。くじけけそうになった時は母校へ赴き、先生方に相談して現場へ戻る…というのを繰り返していました。

大学時代 STORY_03

大学時代に力を入れてきたことは

大学でも吹奏楽サークルでトランペットを吹いていました。トレーナという練習の計画を考える役割でした。当時の同級生とは、現在も交流があります。並行して、手話(日本手話)を学びました。スピーチコンテストにも出場しました。まるで英会話を学ぶように、聞こえない方と話したい一心だった気がします。

大学在学中に好きだった/思い出のスポット

CHECK!

グレースホール

グレースホール

学生時代、クリスマス礼拝で聖歌隊として讃美歌とクリスマスソングを歌いました。パイプオルガンの前に並び歌いました。練習した歌声が冬のチャペルに響き、幻想的でした。先生方の研究室にもよく訪問していました。介護や福祉以外にも、宗教学、教育学などの先生方とお話する機会が多かったです。どこで学ぶかよりも、誰に何を学ぶかが重要だと感じたのを覚えています。

現在 STORY_04

これからの夢

夢はたくさんあります。今の目標は、この先、私と出会った人が「介護ってこんな仕事だったんだ!」等、印象が変わるきっかけとなる存在になりたいです。私たちは子どもの頃から、家庭や地域などで福祉教育を受ける機会が多くあります。一方で、知らないうちに根付いた福祉観を捉え直す機会は少ないと感じています。介護の学びを通じて、自分の中の「福祉」の再定義ができるのではないかと考えています。

また、認知症はメルヘンな世界だと思います。その人の世界観にお邪魔して、関係性ができれば、お年寄りが「あなたとならお風呂に行こうかしら」と、お手伝いを許してくれます。人間同士なので信頼関係を築くことは並大抵のことではありません。しかし、その過程に魅力を感じます。介護を楽しむためには、根拠を持った実践が鍵ではないでしょうか。現場で感じた問題意識についても、引き続き研究活動を続けています。

介護職が強くなること、そのためには、個々人が現場で得た経験を見つめ直し、学習できるような組織づくりが求められます。環境を分析し、リスクに備え、適応しなければなりません。介護職の専門性を高めることに加えて、現場から組織をリードできるよう、人材育成の在り方についても追究していきたいです。

MESSAGE

中部学院大学はアットホームな雰囲気に包まれています。先生方との距離も近く、親身に相談できる環境でした。
福祉を入り口に、知への探求を楽しんでください。

受験生に一言

受験生に一言

未来のわたしが、ここにいる。

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