中部学院大学SDGs宣言 2021年度活動実績
中部学院大学SDGs宣言 2021年度活動実績

中部学院大学SDGs宣言 2021年度活動実績

取組方針

中部学院大学のSDGsへの取り組み

中部学院大学・同短期大学部は、主に以下の目標について取り組み、その成果を報告します。

 

3.すべての人に健康と福祉を

4.質の高い教育をみんなに

5.ジェンダー平等を実現しよう

11.住み続けられるまちづくりを

12.つくる責任 つかう責任

17.パートナーシップで目標を達成しよう

2021年度活動実績(2021年度SDGs実績調査より)

3 すべての人に健康と福祉を

  • オレンジリボン活動 オレンジリボン活動の調査及び活動紹介動画「私たちの暮らしとSDGs」を作成して出品 (人間福祉学科 大藪元康)
  • ぎふLD・ADHD等学習会の開催 第一線の研究者から発達障害の人たちがかけがえのない存在として尊重されるための最新の知見が講じられた (子ども教育学科 別府悦子)
  • 人の多様性の尊重や共生社会の実現のため、子どもたちの健康、福祉の向上につながる研究を実施 岐阜県本巣市と乳幼児健診等の母子保健施策の充実に関わるコホート研究を進めている。また、北陸学院と建学の精神に基づくキリスト教主義及びインクルーシブ教育についての共同研究を実施。いずれもすべての子どもや人の多様性の尊重と共生社会の実現に向けての取り組み (子ども教育学科 別府悦子)
  • 「健康大学」や福祉事業への助成で健康と福祉活動を実施 「コープぎふ大人の健康大学」を実施 ※1 コープぎふの有識者理事として参画 (スポーツ健康科学科 安藤信雄)
  • 高齢者介護従事者による質の高い介護に向けた研究 介護従事者による高齢者虐待を含む不適切ケアについて研究し、1.「介護職員の共感的反応・行動チェックリスト」の作成 2.「プライバシー保護用移動型簡易スクリーン」を考案、制作 3.これまでに考案、改良した不適切ケア防止教育プログラムの一部を介護保険指定事業者に配信 (社会福祉学科 横山さつき)
  • 自立支援型移乗補助具の開発に向けた企業との共同研究 トイレ介助用手すりの開発・販売に向けての効果を検討 (社会福祉学科 横山さつき)
  • 介護施設などでのケア・セラピー活動の実施 本学認定の資格を取得したボランティアグループを組織し「ケアマッサージ」「動物によるふれあい」により介護施設で活動。また、社会福祉士を目指す学生等にリフレクソロジストとドッグ・ケアセラピストの資格習得に向けた教育を実施し、介護施設等でケア・セラピー活動を実施 (社会福祉学科 横山さつき)
  • 岐阜市環境部指定管理者の選定 岐阜市の健康増進施設の指定業者選定委員として、その選定に当たり後期高齢者の利用が増加していることを踏まえ、フレイル予防の観点からの意見具申を行った (社会福祉学科 野村敬子)
  • 障がい学生への支援 障がいのある学生や社会人学生に向けた支援方針の整備、障がいのある学生への合理的配慮による学内での就学支援の充実強化、多様化する困難学生への個別面談の実施や学科との連携による就学支援のための情報共有、障がいのある学生に対応するための手引きとして「教職員のための障がいのある学生の就学支援ガイド」を全教職員に配布 (特別支援委員会)
  • 学生への支援と環境整備 学生相談に関する危機管理マニュアル改訂版を関係教職員等へ配布、クリーンキャンパスデ—におけるキャンパス内清掃活動、サークル学生による励行と啓発、2022年度各種学生配布使用のデジタル化の検討 (学生支援委員会)
  • シティカレッジ講座の開講 健康・福祉系の講座の開設(関・各務原) (生涯学習課)
  • 高齢者の健康づくりのための講座・教室を開講 ロコトレ講座を36回開催、講座に講師などを派遣 (地域スポーツクラブ事務室)

4 質の高い教育をみんなに

  • 幼児の身近な科学への興味・関心を高める研究 幼児向けの「サイエンスタイム」を実施。廃材を使った工作遊びや簡単な実験を行い、教材や指導法、手立てなどの調査。こうした研究視点を学生への講義等で説明し、ESDやSDGsの観点からも解説 (子ども教育学科 梅田裕介)
  • ICTを活用した遠隔授業における効果と課題 ~Zoomを用いた事例報告~ ICTを活用した遠隔授業の実施による学生の反応と課題について分析し、次年度以降に向けて、教育の質を落とさないための遠隔授業対策への示唆を得た事例の報告 (看護学科 野田明敬)
  • COVID-19感染拡大に対応するための授業・実施方法の工夫 密にならない環境を整え複数の教室をZoomでつなぎ講義を実施。臨地実習が中止となったため、医学映像の動画利用、Teamsによる課題の提出・指導、Zoomによるカンファレンス、共同発表会が実施できる仕組みを設定。臨地と学内実習をする学生の差が回避できるようICTを利用した実習を実施 (看護学科 柴裕子)
  • 成人看護学 慢性期実習における ICTを活用したオンライン実習と臨地実習の比較検討 —ストレス及び目標達成度に着目して— コロナ禍におけるオンライン実習に関し、2020年度にオンライン実習と臨地実習の到達度の検討を行った。ここでの検討結果を分析し、2021年度の実習に反映した。ストレス調査では学業ストレスが高かったことからその対応を図った。臨地実習では、自己の今後の生き方、職業に関わる実在的ストレスが高かった。この原因は、臨地実習の経験の短さによる劣弱意識にあると推察し、コロナ禍における状況把握、臨地実習の期間等の短縮、代替案などを工夫し、臨地及び学内実習を構築し実施した (看護学科 青木郁子 共同研究者 林久美子 柴裕子)
  • SDGsの大学での教育 大学の講義内で、SDGsの普及のための講義を実施 (スポーツ健康科学科 安藤信雄)
  • 特別な支援を必要とする子どもの保護者から見た就学先決定に関する課題の検討 障がいを持つ子どもと保護者の幼少接続期に注目し、保護者に対するインタビューから、就学先決定に関する特別支援教育を受ける側から見た課題を明らかにした (幼児教育学科 小木曽友則)
  • シティカレッジ講座の開講 年間を通じて、地域の方々に生涯学習の機会を提供 (生涯学習課)
  • スポーツ教室の開講 本学のスポーツ資源(専門的な人材、施設)を活用したスポーツ教室や地域のスポーツ活動への指導者の派遣 (地域スポーツクラブ事務室)
  • オンラインハワイ研修 ハワイ大学カピオラニ・コミュニティカレッジとのオンラインによる英語研修を受けながら、ハワイの文化に触れる異文化交流を実施 (国際交流・留学生支援課)
  • ILL(図書館間相互貸借システム)料金の無料化 ILL料金(学内にない資料を取り寄せる費用)の無料化(大学負担)により学生の経済的な負担が無くなり、学修の向上につながる (図書館事務課)
  • 大学・短大と連携先との各種連携活動の実施 学生による地域貢献事業の実施、連携先との意見交換会の実施、地域公開講座の実施、高大連携事業の実施 (地域・産学連携課)

5 ジェンダー平等を実現しよう

  • 医療機関におけるLGBTQ当事者に対する対応の研究 医療機関で働く医師・看護師・医療事務職員のLGBTQ当事者に関する知識・対応・態度に関する研究 (看護学科 林久美子)
  • ジェンダー平等活動 コープぎふの育児休暇中の職員との交流 コープぎふの障がい者雇用促進に関わる ※1(スポーツ健康科学科 安藤信雄)

11 住み続けられるまちづくりを

  • 地域社会づくり 夕食宅配事業の実施 組合員の暮らしの助け合い活動を地域に広げる ※1 (スポーツ健康科学科 安藤信雄)
  • 誰もが安心してくらし続けられる地域社会づくり 「可児市まちづくり活動助成金」の申請に係る審査の実施 (スポーツ健康科学科 安藤信雄)

12 つくる責任 つかう責任

  • 幼児の身近な科学への興味・関心を高める研究 廃材を使った工作遊びや簡単な実験などを行い、どのような指導法・手立てが有効か調査中。こうした研究視点を学生への講義等で説明し、ESDやSDGsの観点からも解説 (子ども教育学科 梅田裕介)
  • 生産者と消費者による環境保全、循環型漁村の実現 森づくり活動資金の提供、北海道・野村漁協で魚を増やす植樹、沖縄・恩納村漁協でサンゴの植え付け活動,インドネシア タラカン島でマングローブの植樹活動、牛乳パックを回収して資金化し、地域の仕事づくりの応援 ※1 (スポーツ健康科学科 安藤信雄)
  • 館内におけるペーパーレスの推進 マイライブラリ(パソコン・スマホ・携帯などから図書館利用ができるシステム)の活用を推進し、申込用紙の削減及びガイダンス資料のデジタル化による削減を図った (図書館事務課)
  • 廃棄するコピー用紙の包装紙及び古新聞の活用 学内のコピー用紙の包装紙及び図書館の古新聞を活用したバッグを作成し、イベント等の景品として配布している (図書館事務課)

17 パートナーシップで目標を達成しよう

  • 地域活動を行う起業家との交流 講義内において「各務原暮らし委員会」活動を行う地域の起業家5名(5社)との交流を行った (スポーツ健康科学科 安藤信雄)
  • 進路指導研修会でSDGsの取組を紹介 「高等学校教諭対象進路指導研修会」において「探究活動の取り組み~SDGsについて~」の事例発表。SDGs宣言までの経緯や流れ、取組事例についての紹介を行った (入試広報課 大学広報室)
  • 子どもの視点からSDGsを考えよう 世界中でSDGsについて考え、行動するきっかけを作るイベント「Global Goals Week」の期間中、未来に「誰一人取り残さない持続可能な地域」を宣言した岐阜新聞社が子どもの視点でSDGsについて考える企画を実施。本学では本企画の趣旨に賛同し、協賛した (入試広報課 大学広報室)
  • JICA草の根技術協力事業 日本式介護の普及と人材養成を図るため、ベトナム、ダナン市において一連の事業(学習会、ワークショップ、講習会、セミナーなど)を実施 (地域・産学連携課)
  • 留学生の支援 入国手続き・入国後の諸手続きの指導・支援、留学生の学修支援のためにさまざまな活動を実施、総合的な生活指導・生活支援、支援事業所との情報共有、相互協力 (地域・産学連携課)

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