JA めぐみのとの連携協定に基づく共同研究事業を実施 (理学療法学科 西嶋・菅沼ゼミ)

 11.3(木)デイサービスセンターあんしん郡上にて西嶋・菅沼ゼミが「高齢者の体力向上プログラムの開発」を実施しました。
本学とJA めぐみは連携協定に基づき共同研究事業を実践して5 年目になります。2018 年より西嶋教授が代表研究者となり開始した活動は、学生が将来理学療法士を目指すにあたり貴重な体験機会となっております。
 昨年度は、デイサービスセンターあんしんみたけ様において、『遠隔方式(Zoom を用いて、施設と学生宅をつなぎます)』で「タオルであしゆび体操の遠隔指導効果と圧迫体操の開発」を実施しました。
また、本題の体力向上プログラムの開発は、年々新たな研究課題を引き継ぎ展開しており、まさに開発事業として育っているところです。
 今年度は、デイサービスセンターあんしん郡上の利用者様を対象として、『転倒予防を目的としたタオルであしゆび体操の啓発』をテーマとして実施しました。
学生たちは、当日までに念入りに準備・計画を行い、頑張ってきました。当日は、利用者の方々に一生懸命説明や体操指導を行いました。
また、今回は西嶋ゼミ卒業生の8期生「敷妙純平(柳田整形外科)」さんも参加してくれました。
 これまでの活動経過からタオルであしゆび体操が、高齢者の方々の足部機能の向上に寄与することが明らかとなりました。
中部学院大学理学療法学科では、このように学生と教員・卒業生がイベントを企画・準備し、研究事業や地域貢献に励んでおります。

西嶋ゼミ・菅沼ゼミ生で郡上散策

西嶋ゼミと菅沼ゼミ生で郡上を散策しました。
気持ちの良い秋晴れの中、郡上の素晴らしい景色での一枚です。
お昼は、郡上市内の食事をいただきました。
学生は、初めての課外活動で息抜きになりました。
3年ゼミ生は、学内では得られない経験をしました。

学生と利用者様との体操の様子

3年生ゼミ生が「脳トレ」「上肢と下肢の体操」についての説明と体操指導を実施しました。
数十名の方が体操に積極的に参加され、大盛況でした。
スクリーンに表示された絵の間違い探しや、色と文字の復唱など、脳を使う体操を体験していただきました。

西嶋ゼミ3年生による「あしゆび体操」の説明

西嶋ゼミ3年生による「あしゆび体操」の説明では、利用者の方にタオルを使用して説明を行いました。
学生たちは、当日までにどのようにしたら分かりやすく伝わるのか、言葉の表現なども念入りに準備してきました。
その成果が発揮され、当日は利用者の方と楽しく交流ができていました。
この体操は、床に敷かれたタオルを「足のゆびの力でたぐり寄せる」といった体操になっています。
測定では、利用者の方々は一生懸命取り組んでおられました。

卒業生との記念写真

西嶋ゼミ卒業生の8期生「敷妙純平(柳田整形外科)」さんが参加し、学生指導と利用者の対応を行ってくれました。
学生たちに、卒業生として理学療法士として、丁寧に指導してくれました。

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