素材と触れる:秋の素材「どんぐり」と関わりました!

10月19日(火)の子ども教育学科幼稚園教諭・保育士コース3年生の授業「保育内容(環境)Ⅱ」において、秋の素材研究を行いました。保育を考えるうえで教材研究を行いますが、その前段階である「素材」自身と保育者がじっくり関わり、そこから活動や、素材のもつ価値を考えられることが重要です。

この授業では、後半から自分で一つ選んだ素材について素材研究を進め、一人ずつ実演を行いながら発表するスタイルで環境の学びを深めます。本日は、その練習・体験の一部として「どんぐり」という秋の素材に触れました。

各自、何種類ものどんぐりを持参してもらい、じっくりと見て・触って・においを嗅いで、それぞれ表情が違うことに気付きました。そして、どんぐりの特徴から、子どもからどのような関わりが生まれるかを想像しながら、今回は実際にどんぐりゴマを作って遊びました。

自分が体験して心を動いた経験がないと、保育者になった際に子どもが行っている遊びや活動に対し、寄り添った援助はできないのではないでしょうか。次回の授業では、どんぐりゴマを作って遊ぶという活動の中で、子どもにどのような育ちがあるのか、またそういった自然物とのかかわりの価値についてみんなで学びを深めていきたいと思います。

いろいろな形・種類のどんぐりを見つけました!
粘土で固定して穴をあけます。安全面の援助も重要です。
熱湯で茹でると皮が柔らかくなります。浮いているどんぐりは、中に虫がいるかも??
顔や絵を描いた学生もいました。自分だけのどんぐりゴマの完成です!
友達と揃って、床で挑戦です。上手く回る子の作り方や回し方を真似します。
学生同士で作った段ボールの対戦場! 優勝は誰かな?穴に落ちたら失格だそうです。