岐阜県理学療法士会 岐阜支部研修会にて本学教員および卒業生が講演を行いました

岐阜県理学療法士会 生涯学習部・岐阜支部研修会にて本学教員および卒業生が登壇

 20251221日(日)、岐阜大学医学部附属病院にて岐阜県理学療法士会 生涯学習部・岐阜支部研修会が開催され、本学理学療法学科の教員および卒業生が講師として登壇しました。
 本研修会は対面形式で行われ、50名の理学療法士が参加しました。会場では活発な質疑応答が行われ、終始活気のある研修会となりました。

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臨床における脳血管障害の脳画像の見方と近年の研究動向
講師:本学理学療法学科 准教授 菅沼 惇一 氏(本学1期生・千鳥ゼミ)
 第1部では、脳血管障害におけるCTMRI画像の基本的な見方を中心に、脳画像を臨床でどのように活用していくかについて解説が行われました。脳画像をもとに、運動障害や立位・歩行の特徴を考える視点が示され、日々のリハビリテーションに役立つ内容となりました。

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脳血管障害に伴う運動障害の捉え方と訓練の考え方
講師:大垣徳洲会病院 リハビリテーション科 岩崎 拓也 氏(本学3期生・千鳥ゼミ)
 第2部では、脳血管障害による運動障害をどのように評価し、訓練へとつなげていくかについて、臨床現場での経験をもとに講演が行われました。患者一人ひとりの状態に応じた訓練の考え方が紹介され、参加者にとって実践的な学びの機会となりました。

活発な質疑応答と卒業生の参加

 当日はフロアから多くの質問が寄せられ、対面研修ならではの活発な意見交換が行われました。また、本学卒業生の参加も多く、教員と卒業生が講師として登壇する本研修会は、本学における教育と臨床のつながりを感じられる機会となりました。

 本学では今後も、地域や臨床現場と連携しながら、理学療法分野の発展と人材育成に貢献してまいります。

研修会の様子➀

研修会の様子②

研修会の様子③