大きくなるっていうことは!? 誕生日会の模擬保育を行いました!

 7月25日(金)の子ども教育学科幼稚園教諭・保育士コース2年生「保育者論」の授業で、誕生日会の模擬保育を行いました。誕生日会は誕生児が主役になりがちですが、誕生児以外の子どもにとっても大きな意味(ねらい)があります。そのことについて、グループで検討を重ねてきました。誕生日をどう説明しよう、壁面はどうしよう、どうしたら誕生児以外の子にも成長や感謝の気持ちを引き出せるだろう、など考え、指導案や小道具を作成し、本番に向けて練習を進めてきました。本日の模擬保育では、6グループに分かれ、保育者役・誕生児役・クラスの子ども役になりきって行いました。保護者の方らからの手紙や、成長が感じられる入園時からの手のサイズの変化(手形)、お祝いメッセージなど各グループ多様な工夫がありました。誕生日というと年齢が1つふえることに注目されがちですが、「体と心の育ち」があること、支えてくれた親への「感謝」のメッセージが語られ、「行事の意義」について考えるきっかけになったと思います。
 授業で行事について学んだり、模擬保育や実践を行ったりすることは困難です。しかし、就職すると、4月の誕生日会の企画をすぐに任されます。その時に、今回の経験が少しでも活かされ、また他の行事においても子どもへの意義をしっかり捉えながら、「ねらい」を大切にした保育ができるとよいと感じます。引き続き、保育現場での多様な場面や活動を取り上げ、実践的に学びを深めていきます!

風船の数が誕生月を表しているようです。壁面にも工夫が見られます!

小さかった頃の手形。子どもになりきって友達と見比べています。

入場の工夫。乗り物に乗って入場です!3~5歳児が混ざった異年齢混合クラスのようです。

メダルには写真と保護者の方からの手紙が書かれています。家でも話題になりそうです。

ハッピーバースデーの歌をみんなで歌います。自分の名前が呼ばれるとうれしいね!

どんなプレゼントがあるかワクワクです。保育者からのメッセージもあるようです。

インタビューです。名前や好きな遊びなどを答えます。

保育者のメッセージにみんなが耳を傾けます。それぞれの立場、いろいろな学びがありました!