人間福祉学部

人間福祉学部社会福祉実習の学内実習がはじまりました

2020.09.10

人間福祉学部では新型コロナウイルス感染症の影響で、社会福祉実習の配属が困難になった学生を対象に学内実習を8月17日よりスタートしました。今年は実習に行ける学生、行けない学生も、ともに配属施設の変更にともなう計画書の書き直しや実習開始の日程の変更等経験し、錯綜する中での開始でした。
今年度配属実習予定者52名のうち、11人が学内実習に参加者しました。今後も新型コロナウイルス感染症の不測の事態で実習が中止となった学生も参加となる場合も考えられます。
毎年実習を担当する教員は、実習から帰ってきた学生の一人ひとりの成長を実感します。緊張感をもって、現実に触れながら体験的に理解する学びを、学内実習においていかに体験できるのかの課題もありますが、担当教員は3段階実習・社会福祉士養成の指針を意識して分野ごと繰り返し取り組んでいきます。また多様な現場の特別講師をお迎えして実習プログラムを計画しています。
暑さと新型コロナウイルス感染症に負けず、元気に実習を終え目標を達成できるよう、学生、教職員一同頑張ります。

飯尾学部長の話

柴田先生

最初のスタートは飯尾学部長の学生への激励に始まりました。実習に行けなかった学生に、学内でより良い学びに繋げられるようエールを送っていただきました。
8月17日は柴田先生が1限~5限までの長丁場を担当いただきました。福祉事務所等の職場実習について重点的にお話いただきました。

新田さん

新田さんは脳性麻痺の障害を持ちながら理学療法士として務めてこられました。現在は78歳でNPOの活動を行っておられます。彼女は子どもの頃は十分に歩けなく小学校は就学免除で遅れて入学、学校に通いたい一心で、何度も何度も転びながら通学、この経験からバランスのとり方、荷物の持ち方を試行錯誤して中学は30分の距離を転ばず通学できたそうです(当時はリハビリもなく自らの努力で)。障碍者施設で働いた際も介助がうまくいかず、顔や頭におしっこをかけられながらも利用者とともに介助の方法をあみだしたそうです。この頑張りを見ていた施設の主治医から新たにできる理学療法士の試験を紹介され、一次・二次と合格して見事理学療法士となり最後は神奈川のこどものリハビリテーション病院の部長として終えられました。単なるサクセスストーリでなく、「自分で決めたことは最後までやり通す」新田さんの姿勢にたくさんの気づきが得られました。

NPO法人あおぞら会の支援員 東山茉央さん

NPO法人あおぞら会の支援員、東山茉央さんは8年前に子ども学部(現教育学部)で社会福祉士を取得した、卒業生です。
共同作業所、グループホームで、障がいのある仲間たちとどのように過ごしているのか、職員としての働き甲斐はどこにあるのか、などのお話をしていただきました。また、学生から多数質問が出たのでそれぞれ丁寧に答えていただきました。卒業生ということもあって、かなりリアルなことも(お給料とか)教えていただきました。「仕事をする上で大切にしていることは何ですか」という質問に、東山さんは「あきらめない、めげない、決めつけない、という3つです」との答えられ、受講生は大変印象に残ったようです。

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