人間福祉学部

社会福祉実習指導 事前指導特別講義

2019.12.04

人間福祉学部の社会福祉実習指導では、実習に配属する学生の課題意識を高め、社会福祉援助についての理解や実習の目的達成を図るため毎年実習前(2年・3年)と直前(3年・4年)に「特別講義」を企画しています。毎年、配属先のソーシャルワーカーの方々に、社会福祉援助の実務と留意点についてお話いただいてきました。

今年度の実習前特別講義は、12月4日(水)本学卒業生で、岐阜県福祉事業団ひまわりの丘障害者地域生活支援センター主任岩井庸行さんから、「現場から伝えたいこと」というテーマで講義していただきました。岩井さんの勤務する地域生活支援センターは、これまで重度の障害を持った学生が同センターのホームヘルプサービスを使用しながら実習を受け入れていただいたことがありました。他の実習生と同様に学生が使用する電動車いすを運び在宅訪問や他施設へ連れて行っていただきとても貴重な経験を積むことができました。

岩井さんの講義内容は、2003年に本学を卒業してPSW、事業団でのこれまでの経験が今の仕事に生きていることを踏まえ、福祉の仕事とは、福祉職の心構え・求められる資質、事業団の概要等を岩井さんが取り組まれたことも踏まえ紹介、最後に実習生に期待する事をお話しいただきました。

人との向き合い方、大切にしていることなど内面から出てくるコミュニケーションを図る、対話からスタートするなど、実習生へ具体的な心構えについてメッセージを送っていただきました。岩井さんの実際の現場指導もこれまでの経験から学んだことを裏付けた引き出しのいっぱい詰まったものでした。

学生もこれから体験する実習に、真剣に聞き入って有意義な時間となりました。参加した学生の感想は「何とか実習をやり過ごすことは良くない、成長しなければと思った」「福祉の仕事は人が人とかかわることだと再認識した、意識して利用者や職員と関わりたい」「実習に対する気持ちが高まりました、楽しみになった」「点と点がつながった、利用者および広くいろんな分野に興味を持つことの大切さをまなびました」「印象に残ったお話は他者にどれだけエネルギーを向けられ力を注げるか、自分を律すること」「記録の訓練を今から行っていきたい、文章を感想文で終わらせないよう心がけたい」等でした。

ひまわりの丘障害者地域生活支援センター主任岩井庸行氏

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