人間福祉学部

「現代福祉マネジメント」7回目 どん底から立ちあがった施設経営

2019.06.17

どん底から立ちあがった施設経営
―職員が一丸となった組織風土の形成―

今回は、社会福祉法人飛騨古川 特別養護老人ホーム飛騨古川さくらの郷 施設長大西牧子氏と事務長田中沙耶香氏から施設経営の危機から職員が一丸となって頑張り、再建を果たしたお話を聞かせていただきました。
さくらの郷は岐阜県の最北端に位置しています。基本理念は、「尊敬の念を持ってその人をその人らしく支援します」です。さくらの郷では開設当初から、明るい雰囲気、挨拶、丁寧な対応を大切にされてきました。しかし、職員不足のために職員の過剰労働とサービスの低下を懸念して、入所者の受け入れ制限を行った結果、経営の悪化を招きました。そこで、施設を見直し「良いところ探し」「らしさ」の発見をしたそうです。そして勤務態勢の見直しや人事考課と人材育成をおこなった結果、徐々に改善していきました。実際に一番辛い状況を経験された施設長や事務長から心を込めた言葉で話したくないことも含めて学生に伝えていただきました。
役職者の意識改革をして経営に携わることや部下の教育に力を入れること、役職者同士のつながりづくりも人材の育成に生かしていました。そこから横のつながりも増え、職員の方たちの仲の良い雰囲気が伝わってきました。そしてこの施設は、職員思いの温かい施設長と事務長に支えられていると感じました。楽しそうに行事に参加する男子会職員の方の写真はとても印象的でした。
講義を聴いた学生からは、「職員が不足して受け入れ制限をすることによる借金の金額に驚いた。介護職は人手が不足し、定着率が低いと言われているが、その影響をお金で見るととても深刻なことと思った」「危機から勤務態勢や人材育成などの見直しや飛騨市の協力を得て様々な努力をしていることがわかった」「職員や利用者のことを大切に思っていることが伝わってきた」「職員が我慢してついてきたのは、施設をつくった方達がここで働きたい、復活してほしい、と思える施設にしているということだと思うのですごいと思った」等の感想がありました。

記念撮影
終了後に学生と記念写真 男子会?

講師の様子
講義の様子です。

講義の様子

講義の様子

市民の皆さんの聴講自由!

聴講される方は当日教室までお越しください。

  • 会場:中部学院大学関キャンパス 2号館 2110教室
  • 時間:毎週月曜日 9時10分~10時40分
  • 対象:本学学生、事業者、地域の方、関心のある方であればどなたでも参加できます。

『現代福祉マネジメント』に関する連絡先

中部学院大学 人間福祉学部人間福祉学科 松田
TEL:0575-24-2211
E-mail:matsuda-takemi@chubu-gu.ac.jp

ページの先頭へ戻る