経営学部

「現代マネジメント研究」 第1回 宗次德二氏 講義

2019.04.23

2019年度 中部学院大学・シティカレッジ各務原/関 公開講座

第1回「努力し過ぎて後悔し過ぎることはない。」
カレーハウスCoCo壱番屋 創業者・NPO法人イエローエンジェル理事長・本学 客員教授 宗次 德二 氏

宗次德二氏

宗次德二氏

4月23日(火)、今年度の「現代マネジメント研究」最初の講演会を開催しました。
今回で十数回目を迎えるこの講座は、経営学部の前身である短期大学部経営情報学科時代からの「現代産業研究」以来の伝統ある授業で、市民の皆様方のご要望にお応えして一般公開してきたものを、各務原キャンパス開校の平成18年度から、経営学部とシティカレッジ各務原・同関との連携事業としたもので、昨年度から全学対象の「中部学院大学公開講座」として始まりました。

講師をお願いしたのは、カレーハウスCoCo壱番屋創業者で、NPO法人イエローエンジェルの理事長やクラシック専用の「宗次ホール」代表としてもご活躍中の宗次德二氏です。
氏のご講演は今年度で14回目となりました。10回目のご講演の折りに、中部学院大学・同短期大学部では、「客員教授」の称号を贈り、さまざまなご指導ご支援を賜ることとしています。

宗次德二氏

今回の演題は『努力し過ぎて後悔し過ぎることはない。』で、学生、市民の皆様、大学関係者など約250人がご講演を拝聴しました。
古田学長の挨拶で始まったご講演、氏のお話しは最初、「この大学は私の好きな大学、学校全体にとても好ましい雰囲気があるので、この講演はいつもプログラムの一番(壱番)にやらせていただいている。学生の皆さん、市民の皆様に感謝申し上げる。」で始まりました。

講演の様子

氏は、16年前の平成15(2003)年、55歳になられたとき、「皆様からいただいたお金を全部お返ししよう。」と思い立たれ、NPO法人「イエローエンジェル」を設立されて理事長に就かれました。両親を知らないで生まれた70年前のことを「人間に生まれただけでも幸せ」と表現され、以後の艱難辛苦を「不幸だと思ったことはない」と断言しつつ着々と業績を伸ばされて、今や国内1300店余、国外170店余、世界最大のカレーチェーン店(ギネス)にまで成長させられたそのお姿には神々しささえ漂っています。

カ・イイさん、ガン・ショウカンさんと一緒に記念撮影

講演の冒頭で、奨学金・楽器・ラッピングバス・宗次文庫など、イエローエンジェルから中部学院大学・短大へのご支援の数々を紹介しましたが、会場は1年次生が多いこともあって、驚きの声や歓声があがっていました。そんな中、氏は「出会い」や「おかげ」を多用されて講演を続けられました。毎朝暗いうちに誰よりも早く起きて、誰よりも一生懸命働き、寝食を忘れて仕事以外に時間を使う暇はない、とおっしゃるお話ぶりには自信があふれていて、我が国で進行中の「働き方改革」にも何か一言おっしゃりたいことがおありのご様子でした。

さて、25歳で奥様と始められた喫茶店「バッカス」以来、「お客様 笑顔で迎えて 心で拍手」の自作標語は、氏のお気に入りです。宗次ホールを良く訪れる教育学部の学生も、「入場時も退場時も、いつも入口でお客様に挨拶しておられます。」と語ります。当然、愛知県北部から岐阜県南部にかけていまはやりの喫茶店の「過熱モーニングサービス」にも冷ややかです。

一つの目標達成が成功を産み、そしてその成功が次の目標を生み、このような連鎖が氏の人生を豊かにし、成功に導いているようです。例えば、奥様である直美様への猛烈なアタックのお話は初めてお聞きしました。そして、目標達成に氏がどれだけの熱情を注がれるのかも聞いて驚きでした。23歳で結婚され、その後の氏の人生が目標達成の繰り返しであったとすれば、直美様との結婚こそ、氏の今日を在らしめているのかも知れません。目標だけを追い続ければ必ず成功する、と断言されました。心を揺さぶられるお言葉だったと思います。

最後に、奨学金をいただいている人間福祉学部 カ イイさんからお礼の言葉を、ガン ショウカンさんが花束を贈り、片桐学長がお礼のことばを述べて、盛況の内にお開きとなりました。

(文責:今井春昭、写真:林賢一)

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