特徴のあるゼミナール(研究)科目

特徴のあるゼミナール(研究)科目

スクーリングを開講するメリットとして、同じ目的を持った仲間と交流が深められるということも上げられますが、担当教員から直接授業を受けることで、疑問を確認したり、時には議論をかわすこともでき、人脈ができることも大きな特徴として上げられます。

課題研究

課題研究

基本的学習方法の理解・修得をめざして「読む力」「書く力」「まとめ、討論の方法」を学びます。
クラスメイトや担当教員と情報交換も目的の一つです。
課題(レポート)の提出の仕方や各種申請などの事務説明もあり、オリエンテーションを兼ねた科目でもあります。

総合研究

福祉の分野のことを全く知らない人でも、各教授・准教授の専門分野の中から、自分の興味が持てるテーマを切り口として「福祉」への理解が深まる内容になっています。福祉を身近に感じて好きになる、そして、まさに大学での学びを実感できる内容になっています。

研究テーマ

「障害者の地域生活支援について考える」
障害者が地域で活き活きとした生活をおくるために

担当教員:天野薫教授・田草川僚一教授

天野薫教授 天野薫教授

田草川僚一教授 田草川僚一教授

ノーマラーゼーション、ストレングス、エンパワメント…。障害・高齢・児童などの福祉サービス利用者の理解や支援のため、こういった理念が提起されています。

また、支援をする我々も、サービス利用者の個人の尊重、主体性の回復、自己決定等といった理念に基づいた支援を行っているのが今日の社会福祉です。また、障害者などがそれぞれの地域で生活していくためには、地域の特徴や抱えている課題等を把握し、その地域が活性化されていく計画を考えて、その計画に障害者支援がコミットしていくことも大切な視点です。

こうした理念や考え方を基にして、受講者自身の地域をイメージした上で、障害者の地域生活を支援するシステムや具体的な方法などについて受講者が提案し、それらについて受講者同士で議論を深めていくことを目的とします。

研究テーマ

「障碍児・者の福祉に役立てよう」
「脳・神経系」の知識

担当教員:山﨑捨夫教授

山﨑捨夫教授 山﨑捨夫教授

発達障害、たとえば自閉症やアスペルガー症候群、学習障害、運動能力障害、コミュニケーション障害といった、中枢神経系の障害を持った人たちに対して、どのように接し、どのように支援したらよいのでしょうか。その認知の特性や行動の特徴を理解して、そのあり方について学習しましょう。そのことが、国家の社会システムである「福祉」の方向性を大きく左右していきます。

また、脳の神経活動の情報を福祉機器の制御に応用している現状を知り、そのような生理心理学的側面から、福祉に寄与しうる諸々のことへの思いを馳せてみましょう。

研究テーマ

「住まいと福祉の課題について考える」

担当教員:早川潤一准教授

早川潤一准教授 早川潤一准教授

「住まい」は、雨露をしのぐだけでなく、安心、安全で、快適でなくてはならず、生命を守り、家庭を営み、仕事を支えます。さて、社会福祉施設に目を移した時「住まい」としてはどうでしょうか。最低基準などに課題はないのでしょうか。特別養護老人施設の個室化は増えましたが、児童養護施設や障がい者施設では、学習環境やプライバシーは保たれているのでしょうか。

健康で文化的な住まいとはどのようなものなのか、歴史的な考察や北欧諸国などとの国際比較などもおこないます。住まいについての問題を認識し「住まいと福祉」という視点からと、人間の発達面からも問題を発見し解決方法を探ります。住まいのあり方を提案し合って、議論や考察を深めていきましょう。

研究テーマ

「障害者にとっての理想的な働き方とは何か」
強制された「自立」からの脱却

担当教員:福地潮人准教授

福地潮人准教授 福地潮人准教授

障害者自立支援法の制定以来、障害者の職業生活上の「自立」に大きな注目が集まっています。もちろん、個人の「自立」は決して政府によって強制されるようなものではないし、障害をもつ人々も例外ではありません。障害者の職業的自立を考える上で重要なのは、障害者の働く組織、従事する業種と職種、置かれた労働環境、賃金などの具体的な条件に目を向けることです。例えば、社会福祉法人だけでなくNPO法人、一般企業など、障害者を雇用する職場は多方面に広がっているし、当事者が協同組合を起業して働くという可能性もあり得ます。

以上の点からこの授業では、障害者にとっての「理想的な働き方」を、各々がアイデアを持ち寄り、提案し、それを議論することによって、考察をしていくこととします。