中部学院大学スポーツカレッジ

中部学院大学を拠点とした総合型地域スポーツクラブ『中部学院大学スポーツカレッジ』が令和元年9月26日に正式発足しました。このスポーツカレッジは、優れた競技能力を持つ学生や指導者、研究者、施設などのスポーツ資源を有する中部学院大学と地域がともに連携することにより、地域活性化、地域住民のスポーツ振興、地域教育力の向上、大学の地域貢献、そして学生教育を図ることを目的としています。

スポーツカレッジの特徴の一つは、本学の優秀な学生や指導者らが直接指導することです。参加者は高度のスポーツ技術を学ぶことができ、また学生たちにとっても、子どもたちや地域住民との交流を通じて、指導方法やコミュニケーション能力などを学ぶ機会となります。

中部学院大学スポーツカレッジは、スポーツによる人づくりを通して、地域社会に貢献してまいりたいと考えております。

中部学院大学スポーツカレッジの主な取り組み

中部学院大学スポーツカレッジの主な取り組みとしては、「スポーツイベント」や「スポーツ教室」の開催、「実技指導のための指導者派遣」、「地域指導者の養成」、「小中学校体育授業との連携」などがあります。

現代社会における“こころ”と“からだ”の健康のために、スポーツの果たす役割は計り知れないほど大きいものとなっています。また、人生をより豊かにし、充実したものとする上でも、必要不可欠なものとなっています。このため、生涯にわたって“いつでも”、“どこでも”、“気軽に”スポーツに親しむことのできる環境づくりを進めることは、極めて重要な意義を有しています。

人々の価値観やライフスタイルの多様化により、スポーツに対するニーズも多様化しており、これからのスポーツは、世代や競技レベル、競技種目を超えたスポーツ交流を通じて、多様な人々・団体等との連携を深めていくことが期待されると同時に、スポーツを通して、教育、健康、福祉、まちづくり分野への波及的な効果も期待され、地域活性化に大きく貢献していくことが求められています。

スポーツと大学は、ともに、学生を大きく成長させ、社会で活躍する人材を育成する力、地域の活性化に貢献できる力を持っています。また、学生や指導者、研究者、施設等のスポーツ資源を持つ大学は、スポーツの多面的な価値を発揮できる絶好の場所であり、スポーツと大学が有機的に連携することにより、スポーツが持つ価値を最大限に発揮し、地域社会の課題の解決に大きな役割を果たすことができます。

このような環境の中で、本学は、地域の皆様と連携し、地域社会の発展のために、地域の拠点大学としての役割を果たしています。そして、本学には、地域の教育研究の拠点としての知的資源はもとより、優れた競技能力を持つアスリートや優秀な指導者等の貴重な人材を有しており、スポーツ面でも地域社会に貢献できると考えています。

そこで、本学は、建学の精神のもと、スポーツを通じた豊かな社会の実現のために、本学の資源を活用したスポーツに関する活動を進めながら、この地域を支えていく人材やこの地域から世界で活躍できる人材など、人づくりを通して地域社会により一層貢献していくことを目的に、本学を拠点とした総合型地域スポーツクラブ「中部学院大学スポーツカレッジ」を設立します。

設立までの経緯

• 2019年3月18日　　中部学院大学地域スポーツクラブ設立準備委員会の結成
• 2019年4月～　　　 設立準備委員会の活動（事務局設置、理念･規約･役員･事業計画･予算の話し合い）
• 2019年9月26日　　中部学院大学スポーツカレッジの設立
• 2019年10月～　　  スポーツカレッジの運営

2019年9月26日
中部学院大学地域スポーツクラブ設立準備委員会
委員長　松岡 敏男

• 中部学院大学及び中部学院大学短期大学部は、教育研究の拠点としての「知的資源」はもとより、高い競技能力を持つ学生アスリートや優秀な指導者などの優れた「スポーツ資源」を有しています。
• これらの資源を活用し、幅広い世代・競技レベル・種目を対象とした各種スポーツ教室を開催します。

• 中部学院大学及び中部学院大学短期大学部は、教育研究の拠点としての「知的資源」はもとより、高い競技能力を持つ学生アスリートや優秀な指導者などの優れた「スポーツ資源」を有しています。
• これらの資源を活用し、地域の皆様からの依頼に応えて、実技指導等の講師・指導者・学生アスリートを派遣します。