防災・減災リーダー養成講座を開催しました
2020.11.16
中部学院大学並びに中部学院大学短期大学部は、関市及び関市社会福祉協議会と「災害時における学生等ボランティア活動に関する協定」を締結し、災害時に学生や教職員らのボランティア派遣を円滑に進めること、人材育成を図ることに努めています。
この度、人材育成を目的に、三者が連携して全2回の防災・減災リーダー養成講座を開催しました。市民30名が受講し、地域の防災力を高め、日頃から減災のための備えを住民に促すリーダーとして必要な知識を学びました。
第1回
- 日時:10月29日(木)13:30~15:30
- 会場:関市総合福祉会館3階会議室
- 内容:
- ① 災害時における避難行動について
講師:関市危機管理課 課長補佐 渡辺活広氏 - ② 地域の防災力を高めるために
講師:清流の国ぎふ・防災減災センター
岐阜大学 准教授 小山真紀氏
- ① 災害時における避難行動について
講師の渡辺氏(左)と小山氏(右)
活発に質問をする参加者
第2回
- 日時:11月16日(月)13:30~15:30
- 会場:中部学院大学関キャンパス同窓会室
- 内容:
- ① 災害時に多い怪我や病気の備えについて
講師:中部学院大学看護リハビリテーション学部
学部長・教授 大森正英先生 - ② 災害時に役立つ防災グッズ、備品
講師:せき防災の会 代表 朝倉勝美氏 - ③ 関市における災害ボランティアセンターの活動
講師:関市社会福祉協議会
地域福祉課 係長 羽田野正高氏 - ④ まとめと講評
講師:中部学院大学人間福祉学部
学部長・教授 飯尾良英先生
- ① 災害時に多い怪我や病気の備えについて
大森教授の講演では、最近発生したいくつかの大きな地震の特徴とそれに伴う関連死について、発災後に問題となる感染症についてなど健康面について多くの情報をいただきました。
地震が起きた時、身の回りの家具などにどんな危険があるかを体験しました。その他、朝倉氏から防災グッズの紹介があり、非常食として人気のアルファ米が配られました。
飯尾教授(左)の講評では、参加者それぞれのバックグラウンドに合わせた活動について確認がありました。
最後に、関市社会福祉協議会の二俣事務局長から参加者に修了証が授与されました。今後の活躍が期待されます。