地域連携(地域連携推進センター)

台風19号の被害被災地(長野県赤沼北地区)ボランティアに参加

2019.11.02

台風19号が10月12日夜から13日未明にかけて東日本を通過し、広範囲で大雨に見舞われ、甚大な被害をもたらしました。長野県では、千曲川の堤防が決壊し、長野市の北部に広範囲の浸水被害が起こり、多くの人々が避難を強いられました。私自身が長野県に縁があることや関市の津保川の被災地支援にも参加し、ボランティアの重要性を感じていたので、何か支援はできないかと気にしていましたが、先日11月2日に、被災地ボランティアとしてやっと参加することができました。当日は、長野運動公園のボランティア用駐車場に車をとめ、無料送迎バスで長野市北部災害ボランティアセンターへ移動し、グループになりマイクロバスで移動し赤沼北地区サテライトでの活動となりました。

北部ボランティアセンターは、長野市柳原総合市民センターに併設されており、参加した11月2日は、受付時間前にもかかわらず、多くの人々が集まっていました。オリエンテーションでは、「被災者の心情に寄り添った支援を心掛けること」「素早く片付けることよりも、丁寧さを大切に」「破棄するものでも丁寧に扱うこと」「被災者や支援者のプライバシーや心情に考慮し写真等の撮影はしないこと」などわかりやすい説明がありました。第1陣として集まった100名程度のボランティアは、県外から来られている方が多く、私の隣にいた方も名古屋から仮眠をしながら来られたと話してくれました。

北部災害ボランティアセンター組織図
北部災害ボランティアセンター組織図

受付前に並ぶボランティア
受付前に並ぶボランティアの方々

赤沼地区は、浸水した北陸新幹線の車両センターがある場所の近くです。被災から2週間が経ちましたが、支援に伺ったお宅では、泥かき、家の中の床材や壁をはがしたものの片づけなどまだまだ多くの支援が必要な状態でした。壁材をはがすと、カビが発生していたり、異臭がしたりと自宅で生活するにはまだまだ時間がかかりそうでした。家の方は言葉少なで疲れた表情をされていました。被災者の心情に寄り添うことの難しさや精神面での支援の必要性を感じました。

長野市北部の災害地域地図
長野市北部の災害地域の地図

応援幕
各サテライトにある応援幕

赤沼北地区のサテライトには、長野県社協、県内地区社協だけではなく、災害NGOボランティア団体も運営に入られていました。また、平成30年7月豪雨により被災した岡山県倉敷市真備町からの支援グループが来られており被災地との絆も大きな力になっていると感じました。

今回の災害で人間福祉学部の卒業生からも「被災地支援への派遣を経験し、福祉に関わる専門職として被災地で学ぶことが多くあった」という報告もありました。

これからの日本では自然災害はいつどこで発生するかわかりません。災害は他人事ではありません。大学では災害時の支援について学ぶ機会は多くはありませんが、私たちができることを考えたり、自分自身が日ごろからの防災意識をもつことは大切なことです。(山下記)

支援物資
市民センター内の支援物資

DSATジャケット
DSAT(長野県内社協職員災害初動期における先遣チーム:Disaster Social welfare Assistance Team)

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