地域連携(地域連携推進センター)

授業科目「美濃と飛騨のふくし」を通じ学生が関市の観光について考えました

2019.01.07

「美濃と飛騨のふくし」は、地域をもっと知り、地域で活躍できる学生育てをテーマとし、前期と後期にそれぞれ開講しています。2018年度後期の講義では、関市観光協会・関市観光課と連携して、関市の観光活性化について学び考えました。

10月22日

関市観光課から講師をお招きし、「関市の概要と観光」についてご講義いただきました。その後、全学生から関市の印象、関市にあるといいなと思うことなどを発表しました。関市の自然を生かすことが観光の活性化に繋がるのではないか、インフラ整備が必要などの意見が出ました。普段は何気なく暮らしたり学んだりしているこの地域を知り考える貴重な機会となりました。

関市の概要と観光についての講義の様子
関市の概要と観光についての講義の様子

11月5日

関の刃物について、関市観光協会の大野事務局長から刃物の歴史、刃物産業についてご講義いただきました。その後、春日刃物合資会社の深川誠氏から包丁の概略についてご講義いただき、包丁の研ぎ方についても教えていただきました。その後は、包丁研ぎを体験しました。研ぐことによって切れ味が戻り、長く使用できることが関市の刃物の素晴らしさであることを実感できました。

刃物研ぎの実演の様子
刃物研ぎのプロでもある講師(左)による刃物研ぎの実演。全く切れなかった包丁がよみがえりました。

研ぎを体験する学生の様子
実際に研ぎを体験しました。

「かえり」の確認をする学生の様子
「かえり」の確認をする学生

トマトを切る学生の様子
研ぐ前後に、トマトを使って切れ味を確認しました。研いだ後は、包丁の重さだけでトマトが切れました。

質疑応答の様子
質疑応答では、学生から後継者問題などについて質問がありました。

11月12日

小瀬鵜飼の宮内庁式部職鵜匠である足立陽一郎様を講師としてお招きし、鵜飼の歴史や鵜匠としての日々の仕事ぶりなどについてご講義いただきました。鵜飼を見たことのある学生はほとんどおらず、身近にこのような伝統的漁法が千年以上続けられていることに驚きの様子でした。
11月14日は昼休みにポローニア前で鵜飼の実演をしていただき、多くの学生や教職員が見学しました。

講師の鵜匠足立陽一郎氏
講師の鵜匠足立陽一郎氏

鵜飼実演の様子
11月14日昼休み、ポローニア前で行った鵜飼実演の様子

11月19日

関市内観光地で学生の興味が高かった場所を集計し、4つの観光ルートを作成しました。
関市観光協会の大野事務局長から、それぞれの観光ルートの概要をご説明いただきました。

11月26日

関善光寺住職の佐藤舜海様を講師としてお招きし、関善光寺の歴史等の概要をお伺いしました。関善光寺は村民が創建したお寺であること、日本で唯一の卍型の戒壇があることなど新たな発見が得られた講義となりました。

関善光寺住職の佐藤舜海氏
講師の関善光寺住職の佐藤舜海氏

12月8日

学生はA~Dの4つのグループに分かれフィールドワークを行いました。観光地を選ぶ際は、食事も選択肢に大きく左右するため、各コース昼食会場にもこだわりました。

Aコース:関鍛冶伝承館見学→「板取川温泉」昼食→川浦渓谷→株杉→モネの池
Bコース:関鍛冶伝承館見学→吉田観音→「オクド」昼食→高澤観音→関善光寺
Cコース:関鍛冶伝承館見学→鵜の家足立→「つるや」昼食→関牛乳
Dコース:関鍛冶伝承館見学→フェザーミュージアム→刃物会館→「角丸」昼食→丸昌工業

株杉でマイナスイオンパワーを吸い込む学生の様子
Aコース 株杉でマイナスイオンパワーを吸い込む学生

通称モネの池
美しい写真が撮れるモネの池

吉田観音にて
Bコース 吉田観音にて

鵜と触れ合う学生の様子
Cコース 鵜の家足立にて鵜と触れ合いました

刃物を見学する学生の様子
Dコース 刃物会館にて市内で生産されている刃物を見学

12月10日

始めに、関刃物ミュージアム三秀の吉田様から関市へ観光客を呼び込むため、世界各地へ飛び回り現地の旅行会社にプレゼンをしていることをお話いただきました。冒頭では学生たちに“今年になって旅行に行きましたか?”と問いかけがありました。結果はほとんどの学生が旅行に行かないというものでした。これが今の日本の状況で、他国の人たちは頻繁に旅行しているとお話をされました。観光をプレゼンするためには、まずは国内でもどこでもいいので旅行をして、どのような取り組みをしているのかなど足を運ぶことが大事だとお話がありました。
次に、関牛乳(株)の吉田様より、日本刀アイスや玉鋼ビスコッティの製品化までのプロセスを聞かせていただきました。

講師の関刃物ミュージアム三秀の吉田代表(中央)
講師の関刃物ミュージアム三秀の吉田代表(中央)

講義を受ける学生の様子
日本刀アイスを作る会メンバー関牛乳の吉田社長からご講義いただきました

日本刀アイスを試食する学生の様子
日本刀アイスを試食しました

12月17日

12月8日のフィールドワークで撮影したビデオや写真をグループごとで持ち寄り、関市観光地のPR動画やパンフレットの作成に取り掛かりました。
作成した動画やパンフレットは関市観光協会のHPに掲載されたり、関市のPRに利用されたりする予定です。

2019年1月7日

講義やフィールドワークで体験したことをもとに各グループが発表を行いました。動画を作成したグループやパワーポイントを用いて報告を行ったグループなど、それぞれが関市の観光地について学んだこと、感じたこと、アピールポイントなどを発表しました。ご協力いただいた関市観光課、関市観光協会の皆さんにもお越しいただき、最後にご講評をいただきました。鍛冶伝承館の敷地内にひっそりと建てられているこの地が東日本と西日本の分かれ目である標し(関より東は関東、関より西は関西と表記)に注目するなど学生らしい気づきがあったこと、学生の率直な感想が述べられていることなどについて高評価をいただきました。今後、関市を観光地としてアピールする際に学生が作成した動画などを活用していきたいので、更にブラッシュアップしてほしいと今後に向けての期待も沿えていただきました。

発表の様子
発表の様子

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