JICA 草の根技術協力事業

8月の活動報告(専門家5名を派遣、PMU会議を開催)

2019.08.30

8月12日(月)から8月17日(土)関中央病院から専門家2名が渡越

関中央病院から認定看護管理者である山中ひろみ氏と看護部長の長屋由美氏に学習会に参加いただき、日本の看護現場について講義と指導をしていただきました。また、ベトナムの現状を把握して頂くため病院や保健センターの視察をしていただきました。

8月13日(火)栄養グループの学習会を開催

山中氏と長屋氏から栄養評価の実際やチームで連携することなどについてご講義いただき、より広い視野で栄養について学ぶことができました。また、日本独自の食事形態や食事内容などについても詳しくお話を聞くことができました。その後、互いの現状を知るためにディスカッションを行いました。
9月に行う栄養グループの日本研修では、関中央病院で研修をすることになっており、日本の看護師が患者の食事摂取量や排泄量などを観察、情報収集している場面や総合的に評価することについて日本の現状を学んで欲しいと思います。

栄養グループ学習会の様子
栄養グループ学習会の様子

8月14日(水)看護技術とケアプランの合同学習会を開催

初めて2グループ合同での学習会を開催しました。全員が看護師ということもあり、日本とベトナムの看護業務や看護師の役割についてそれぞれの理解を深めることができました。
長屋氏の講義では、アセスメント表や看護の目標設定、退院に向けての指導、カンファレンス、在宅支援、患者や家族へのパンフレットの具体的な活用方法を学びました。
地域との連携や退院指導について詳しく知りたいとメンバーから要望あり、9月の日本研修の際に学ぶことになりました。

看護技術とケアプラン 合同学習会の様子
看護技術とケアプラン 合同学習会の様子

8月19日(月)から8月23日(金)プロジェクトマネージャーが渡越

飯尾PMは2ヶ月に一度訪越し、プロジェクトの進捗状況の確認や現地スタッフとの話し合いを行っています。
8月20日(火)には、第6回運営会議を行いました。各5グループが作成しているマニュアル(連携技術、栄養、看護技術、アクティビティ、ケア計画)についてグループリーダーから報告を行い、病院管理幹部と飯尾PMからアドバイスを行いました。今後、アドバイスをもとに修正を行い、学習会メンバーがマニュアル内容の伝達講習を行う際に効果的な内容になるように検討を重ねていきます。より良いマニュアルになるように引き続きサポートしていきます。

8月25日(日)から8月30日(金)関市役所と関市社協から専門家3名が渡越

関市役所から福祉総合相談室長の石黒真里氏、栄養士の板屋智子氏、関市社会福祉協議会からケアマネージャー、主任介護支援専門員の光村京子氏にそれぞれの専門分野でご講義いただきました。また、ベトナムの現状を把握して頂くために病院、保健センターや在宅訪問を行いました。

保健センターでの様子
保健センターでの様子

在宅訪問の様子
在宅訪問の様子

8月26日(月)ケア計画の学習会を開催

光村氏から、ケアマネージャーの仕事内容やケアプランの用紙についての説明、日本の介護システムについてご講義いただきました。学習会メンバーからは、日本のシステムやサービスを詳しく学んだうえで、介護保険についても知りたいとの声がありました。
日本招聘研修ではケア計画グループは病院でのアセスメントだけを学ぶのではなく、地域の社会資源についてなど幅広いことを学んで欲しいと思います。

ケア計画グループ 学習会の様子
ケア計画グループ 学習会の様子

8月27日(火)連携技術について合同学習会を開催

グハンソン地区病院の管理幹部と学習会メンバーを対象に多職種連携について合同学習会を開催し、石黒氏、光村氏、板屋氏からご講義いただきました。
日本の地域で活動する保健師・ケアマネージャー・栄養士について知識を深めることができました。
ベトナムには介護保険がなく、保健師・ケアマネージャーの職種がないため、イメージしづらい様子でしたが、質疑応答などを繰り返し、連携の重要性を再確認することができました。
日本研修では、地域の高齢者を支えるために病院や保健センター、社会資源の連携ケアシステムを学んで欲しいと思います。

連携技術 合同学習会の様子
連携技術 合同学習会の様子

8月28日(水)栄養について学習会を開催

板屋氏から、日本の現状や政策について健康日本21をもとにこれまでの歴史や日本での取り組みなどをご講義いただきました。住民や患者にどのように伝えると行動変容に導けるのか、住民や患者に出来るだけ分かりやすく伝えるポイントについて説明して頂き、学ぶことができました。
日本研修では地域での栄養士の活動の実際や、指導場面を見学して知識を深めて欲しいと思います。

栄養グループ 学習会の様子
栄養グループ 学習会の様子

学習会メンバー25名は各グループに分かれ、9月23日より順次、日本招聘研修を行います。今回の専門家5名の講義を受けて日本の医療現場のイメージをさらに深め、研修に取り組んで欲しいと思います。
日本のチーム医療の徹底したケアサービスを少してもベトナムの現状に活かせるように、今後もみんなで力を合わせて一生懸命取り組んで行きたいと思います。

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