JICA 草の根技術協力事業

高齢者を対象とするQOL調査が始まりました

2019.03.28

3月からダナン市グハンソン地区在住の60歳以上の高齢者500名を対象に、QOLの調査を開始しました。調査員10名が高齢者世帯を訪問し、健康状態や生活習慣など直接聞き取りを行っています。この調査には、現地に駐在している山本講師、今道講師も同行しました。

高齢者夫婦のみの家庭を訪問した際、「最近は家から出る機会がほとんどなく、他者との繋がりが少なくなった」と伺いました。また、家族と一緒に住んでいる高齢者でも昼間一人になることが多く「話し相手がいないので、(調査員に)時々、話しに来て欲しい」「自分が家族の負担になっているのではないか心配」など、在宅で生活している高齢者の思いを聞くことができました。ベトナムの高齢者に対する政策はまだ始まったばかりであり、今回の調査から高齢者のQOLに関連している要因を分析し、高齢者のQOL向上のための政策や高齢者が安心して在宅で生活できるシステム作りなどについて、これからダナン市保健局と共に考えていきたいと思います。

高齢者の家庭を訪問する調査員
調査員が高齢者の家庭を訪問している様子

高齢者世帯での聞き取りの様子
高齢者世帯での聞き取りの様子

車椅子生活の高齢者への聞き取りの様子
転倒後に車椅子生活となり、外出の機会が減ったと話されました

笑顔で家族について話す高齢者
息子さん夫婦と生活をしており、昼間はお孫さんの面倒を見て家族のことを支えていると笑顔で話されました

生きがいを話す高齢者からの聞き取りの様子
79歳の女性で、自宅でお店を経営されている息子さん夫婦を手伝うことを生きがいにしていると話されました

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