幼児教育学科

3つのポリシー

ディプロマポリシー、カリキュラムポリシー、アドミッションポリシー

幼児教育学科
乳幼児教育及び保育に必要な基礎理論と技術について教授、研究し、幅広い教養及び深い専門的知識を習得した保育者を養成することを目的とする。(学則第2条に規定する教育研究上の目的)

ディプロマポリシー

幼児教育学科(以下、「本学科」という)では、基礎科目16単位、専門科目50単位の合計66単位を取得し、以下の3つの能力を身につけた者に対して学位(短期大学士(幼児教育))を授与します。

  1. 豊かな教養と短期大学士にふさわしい専門性を身につけていること。
  2. 子どもと保護者への理解を深め、適切な支援をする力量と資質を有すること。
  3. 心身の健康に努め、職業人として果たすべき役割を実行できること。

具体的には、次のような能力を備えていることをその要件とします。

  1. (1)多様な文化や生活の背景を理解し尊重する力
    豊かな知識と教養を身につけ、社会の問題を自己の問題として捉え解決できること。
  2. (2)専門的知識と技能を活用する力
    幼児教育・保育に関する専門的知識と技術を確実に身につけること。
  3. (3)コミュニケーション能力
    子どもと保護者に寄り添い、適切な支援をする力量を備えること。
  4. (4)子どもの問題を発見し解決できる力
    一人ひとりの子どもの課題を教育的視点と発達的観点から理解・追究し、対応策を提案できること。
  5. (5)社会人として必要な一般教養を学び続ける力
    幼児教育・保育者として必要とされる礼節を身に付けると共に時代の流れに応じて変化する知識・情報を学び続けること。
  6. (6)地域のために活動し、貢献できる力
    地域の子育て支援に関心を持ち、責任をもって参画することができ、心身の健康に努めると共に、意欲的にキャリアを高めていくことができること。

カリキュラムポリシー

幼児教育学科では、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)で示した目標を達成するために、教育の基本的な視点を以下の3点にまとめ、教育課程編成の方針としています。

  1. 社会人としてのコミュニケーションスキルや情報リテラシー等の、多様化する保育ニーズなどについて十分に理解を深める。
  2. 保育の専門知識や技術を学び、実践場面で豊かに表現できる力を育てる。
  3. 実習体験を通して自己の課題を見出し、意欲的に克服することのできる力を育てる。
    具体的には、教育内容・教育方法を明示するとともに、各科目の関連性をカリキュラムマップで把握できるようにしています。

教育内容

  1. 「基礎教育科目」
    〈学びの基礎になる科目〉
    1年次に「基礎科目」を配置しています。建学の精神に関わるキリスト教の理念について理解する事を重視しています。心身の健康の維持・増進、情報の収集や活用法、社会情勢などに関わる内容を学修することにより、国際化に対応できる能力を育成します。
  2. 「専門科目」
    〈幼児教育・保育の本質や対象の理解〉
    幼児教育・保育の目的・制度・歴史を理解します。幼児教育・保育に携わる者の資質・職務・養成とその歴史についても理解します。また、幼児教育・保育の対象である子どもや保護者を理解する能力を育成します。

    〈保育の内容・方法、表現技術の理解〉
    保育実践を支える「保育内容研究Ⅰ(健康)、保育内容研究Ⅱ(人間関係)、保育内容研究Ⅲ(環境)、保育内容研究Ⅳ(言葉)」、子育て家庭を支える「保育相談支援」等により基本的技能を具体的に修得します。

    〈学びを深化させる能力の育成〉
    「乳幼児保育コース」「障がい児保育コース」「子ども家庭支援コース」いずれかのコースでの活動により活きた学びを体験します。そして、自らの関心に従い個別の課題を設定して、卒業研究レポートを作成します。

    〈総合的な実践力の育成〉
    「教育実習」と「保育実習」を通してそれまでの学びを統合し、子どもを深く理解するとともに、保護者や現場の保育者と密にコミュニケーションを取りながらチームとして保育に携わる能力を育成します。
    保育・教育関連施設から依頼される地域活動への参画を通して、子どもや保護者等と接することで、企画の段階への関与を含めた総合的な実践力を育成します。

教育方法

  1. 「基礎教育科目」
    職業人として求められる自己表現力を本学の建学の精神に則って育成しています。また、国際社会の情勢に鋭敏に反応する感性を養うと共に、国際化に対応できるコミュニケーション能力を少人数制の対話型授業により育成しています。
  2. 「専門教育科目」
    〈個の学びを保障する学修形態〉
    専門的な知識や技術をより多く、より深く学修するために、講義形式の方法のほか、グループ学習や保育施設での体験学習、e-learning等の方法を採用しています。とくに「専門ゼミナール」では学生自らの課題発見による特定の事柄について研究を重ねることを通して、保育実践力を高めていく姿勢や能力を育成します。

    〈保育・教育実習を通しての学びの深化〉
    5回の教育・保育実習を通して、保育におけるPDCAサイクルを学修します。実習前の指導では、グループワークを通して個別の課題を意識させることで挑戦力の向上を図ります。続いて、実習期間中のエピソード記録や実習後の指導では、学生間での学びの分かち合いと個々の振り返りの中で、学びを深化させる能力をも培っています。
    ※e-learning(eラーニング)とは、パソコンやインターネットなどを利用して学習を行うことをいいます。
    ※PDCAサイクルとは、Plan(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Action(改善)の頭文字を取ったもので、目的達成のために、計画、実行、評価、改善が回る仕組みのことをいいます。
    ※エピソード記録とは、保育士が、感動したこと、嬉しかったこと、どう対応してよかったか悩んだことなど、出来事を中心に書き出すものです。

    〈行事への積極的参加〉
    実践力の集大成科目「総合表現活動(2年生開講)」で、培った実践力を全員の学生がステージで発表します。全員参加を通して責任感や達成感、さらに協調性を高めようとする姿勢を獲得します。また、本学科主催の「保育フォーラム」において1年生の活動報告、2年生の卒業発表、そして卒後1年間の社会人としての成果発表を行うことで学生間交流、在学生と卒業生とのコミュニケーション力の向上に寄与します。

    〈地域活動への参画〉
    本学近隣の教育・保育関係機関との交流により、実践力を高めていきます。地域行事への参画、地域ボランテイア活動、学科主催のあそびの交流会等への参画により企画力を育成します。

教育評価

  1. 教育・保育実習の科目では、それまでの専門科目の単位取得がないと履修できない「履修要件」を設けています。
  2. 2年間の学修成果は、卒業に必要な単位の修得状況と、「専門ゼミナール」を通して作成された卒業研究の成果を用いて総合的に評価します。

アドミッションポリシー

幼児教育学科は、職業人としての使命感と責任感を持ち、豊かな教養、確かな技術を備えた保育の専門家を養成したいと考えています。
保育者としての専門性の基礎となる学問やコミュニケーションの方法を身につけます。そして専門分野を三つの視点から学ぶことを特徴として、教育を進めています。子どもたちの生活全体を支援でき、保護者や地域と協同の下自ら考え行動できる人材育成を目標にしています。
これらを実現するために以下のような興味・関心・実感できる人を求めています。

  1. 乳幼児の発達、子どもとのかかわり方に興味・関心のある人
  2. 努力を惜しまず、積極的に学ぼうとする意欲のある人
  3. 子どものあそびに重要性を実感できる人

また、本学科の入学試験においては、保育や子どもに関する社会の動き等に関心を持ち、様々な人とコミニュニケーションをとることができる力を備えていることを重視します。また自分自身を俯瞰し、自分の長所を客観的に受け止めることができる力を求めます。

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