子ども学部

「子ども学」の探求をめざして

「子ども学」および「子ども学研究会」のご紹介

子ども学科では、「子ども学」の探求と創造をめざして学生とともに進めています。
教育活動では、全教員の参加による「子ども学」を開講しています。また、研究活動では、「子ども学研究会」を定期的に開催し、研究交流や共同研究に取り組んでいます。

ここでは、6月、7月に実施された「子ども学」(講義編)を紹介します。

ゴリラの生態からみた家族の様相について解説する竹ノ下准教授

9回目(6月11日)「家族の起源」では、竹ノ下祐二准教授が、ゴリラの生態からみた家族の様相をアフリカでのフィールド活動の中で得られた知見をもとに解説しました。あわせて、アフリカ、ガボンの農耕民社会における家族と地域コミュニティについても紹介しました。写真やビデオを用いての臨場感のある講義でした。

10回目(6月18日)「子どもと美術」では、江崎榮彦教授が、子どもの絵画の発達をふまえ、あわせて美術の歴史の中で、子どもがどのように描かれているかについての話がありました。また、子どもの美術に関して、手軽に取り組める造形活動を学生は楽しく実践しました。

講義中の江崎教授

「自分づくりの発達」講義中の西垣教授

11回目(6月25日)「自分づくりの発達」では、西垣吉之教授が、現在の子どもの自我が肥大化、先尖化している状況に触れたあと、子どもが社会的自我を形成していく過程では、子どもを受け止め、「心地よさ」を体験させていくことが必要であることが述べられました。また、それをうまく表現した絵本の紹介があり、引きつけられる内容であったという感想がありました。

12回目(7月2日)「あかちゃんの誕生と発達」では、水野友有講師が、新生児、乳児研究の最新の知見が紹介されたあと、実際にその場に参加していた妊婦さんへのインタビューや6か月のあかちゃんに実験を行いました。あかちゃんやあかちゃん研究への関心が高まった講義でした。

赤ちゃんに実験を行う水野講師

山田准教授の講義の様子

13回目(7月9日)「子どものことばの発達」では、山田丈美准教授が、子どものことばの発達についての先行研究に触れ、それを確かめるために、実際の子どものビデオを視聴しました。年齢ごとに変わってくる発語や子ども同士のやりとりの深まりについて、子どもの姿を通して深めることができました。

14回目(7月16日)「遊びと子ども」では、木下康彦教授が、ローセキ、ゴム鉄砲など昔あそびの紹介が実演を交えて紹介された後、現在の子どもがおかれている環境や子ども文化の衰退の原因が解説されました。あわせて、「子どもの遊戯は愚かで罪深い世界、倒錯した世界のアレゴリー(寓意)である・・・」、と述べたブリューゲルの描いた絵の紹介があり、子どもの遊びについての歴史や学問的意味が深められました。

昔あそびの実演中の木下教授

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