日本学校メンタルヘルス学会第11回大会開催にあたって
わが国の情勢を反映して学校におけるメンタルヘルス状況をよりよいものにしたいという願いから10年前に発足させた日本学校メンタルヘルス学会も、「つなぐ」をキイワードとして昨年の1月に東京・代々木の国立オリンピック記念青少年総合センターで第10回記念大会が開かれました。本年度は次の10年の嚆矢として第11回大会を岐阜県で開催することになり、さまざまな企画を練るために県内の学校現場の方々や教育行政関係者を始め精神保健福祉センターや大学関係者にお集まりいただき実行委員会を組織し、その事務局を中部学院大学に置いて準備を進めているところです。
「大」東京における大会のあとだけに「小」岐阜で大会をもつことの不安は限りなくありますが、第10回記念大会のこころをつなぐ意味でも「であい、つながり、あらたな飛躍」を合い言葉にして「岐阜から風を起こす」という気構えで企画に取り組み、学術学会にふさわしい特別講演や会員の研究発表を重視した意義深い大会にしたいと考えています。すでに、関西国際大学大学院教授の清水将之先生や北海道大学大学院教授の田中康雄先生、大阪大学大学院教授の小野田正利先生をお招きすることができました。
また、学校関係者のみならず一般市民の方々にも学校メンタルヘルスへの関心を高めていただこうと思いNHKで放映中の中学生日記番組の作成の意図やその裏話などもディレクターの方々からお聞きしたいと考えています。それとも関連して、これまでの学会では企画されたことがなかった"生徒たちの本音を聞こう"というセッションを設けたいとも思っています。
学校メンタルヘルスの新たな風を岐阜から起こそうとする意味は、言うまでもなく岐阜は歴史の宝庫でもあり文学の宝庫でもあるからです。斎藤道三と織田信長で有名な岐阜城を擁する岐阜でもあり、芭蕉にゆかりのある岐阜です。関ヶ原も飛騨高山も、さらには世界遺産でもある白川郷もある岐阜です。新たな風を起こす岐阜にふさわしい大会にしたいと念願しています。
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